2010年11月05日

テーブルコーディネートとお勉強

テーブルコーディネートとお勉強 テーブルのお勉強のなかには、様々な歴史が出てきます。たとえば、洋食器の歴史(白磁の発見、開発の歴史、各国の窯の特徴など)やカトラリー、ナプキンの歴史など。すべてに意味があり、古代の人々の願いや風習が色濃く残っています。
 私は、もともと社会が好きでしたので、このようなお話はとっても興味があります。現代も古代も同じ人間の思考回路は同じ。なるべく理由や経緯があり、今に至るというのが好きなんですね。そこを知ると、ただのカトラりーやナプキンでなく、重みと人の歴史が加わってきます。テーブルコーディネートは、とっても奥深い話なんだなあとつくづく思うんです。もちろん歴史以外にも、おもてなしの気持ちやマナー、扱い方などもお勉強します。

 しかし、私は、世界史にあまり興味がなくて、高校時代は日本史と地理を選択していました。とくに好きだったのが地理。歴史は年号が覚えられず悪戦苦闘しました。

 でも、今、とっても世界史に興味があります。特にヨーロッパの中世時代の宮廷に。これもテーブルコーディネートを勉強するようになったおかげです。とはいえ、私が夢中になっているのは、高校時代の入試内容とはまったく別。読んでいるのは「ヨーロッパ宮廷の愛人たち」です。おもしろいですよ~~~~。日本で言うと大奥みたいですが、様々な政治にも結びついていきます。もしかして、ヨーロッパの歴史を動かしていたのは、女性!?と思えてくるぐらい・・・
 王の目に留まるため、寵妃になるために、演出を極めるポンパドール夫人。月の女神に扮して颯爽と王の前を通り抜けていきます。その情景が浮かんでくるようです。
彼女は、王妃に対する礼儀をわきまえ、いつも王妃を立てます。また、彼女は政治政策にもたけ、そしてセンスの良さは誰もが認める存在です。彼女の時代が今でもテーブルコーディネートに残されているようです。


 とまあ、話は尽きませんが、カラーコンサルタントである私には、とても女性というものを考えさせられる「おもしろさ」があります。自分はこうは生きられないけど・・・自分にないから「おもしろい」のかもですねicon


同じカテゴリー(テーブルコーディネート)の記事画像
ダリアとランチ
魔女の憩い
ブルー
6月のマリンなテーブル
ブローニュの森
宇宙のワイン会
同じカテゴリー(テーブルコーディネート)の記事
 ダリアとランチ (2012-07-25 08:52)
 魔女の憩い (2012-07-12 20:33)
 ブルー (2012-06-30 16:26)
 6月のマリンなテーブル (2012-06-28 20:16)
 ブローニュの森 (2012-05-27 13:03)
 宇宙のワイン会 (2012-05-07 07:54)

Posted by sumire at 18:58│Comments(0)テーブルコーディネート
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。