外から中を
パーソナルカラーは似合う色を見つけるということが
一番の目的です。
でも、それに付随して
自分自身を見つめる様々な視点が見つかります。
ある女性がカラーセラピーを受けたいと依頼してくださいました。
でも、彼女がなぜ受けたいのか?をお聞きしていくと
カラーセラピーよりも
パーソナルカラー診断が良いように思え
よかったら・・とパーソナルカラーのほうをお勧めしました。
その理由は
彼女は、今、とても自分自身と向かい合い
自分って何?何ができるの?何をしたいの?と
追求されているからでした。
確かに、カラーセラピーでもいいのですが
あえて、自分の内面ではなく、もう少し客観的に
そして、楽しめるパーソナルカラーがいいと思ったのです。
彼女は、私の申し出を素直に受け入れてくださり
カラー診断になりました。
彼女は、夏タイプ
繊細で、優しい色合いがとてもよくお似合いでした。
グレイッシュな曖昧な色合いが
彼女の優しさを引き出します。
この夏タイプの色合いを見ながら
彼女は子どもの頃好きだった色が、まさにこのグレイッシュな色合いだったと思いだしました。
そして、
今までの仕事で
自分が無理に白黒はっきりさせなきゃと
頑張っていたことに気がつかれたのです。
曖昧な色合い=繊細でいろんな色が含まれている色合い
だから、自分はまだ決断するには時間も必要なのに、即座に判断を迫られていたことへの
本来の自分とのギャップが見えてきたようでした。
帰りには、「曖昧な自分でいいんですね」と言いながら
とても楽しかったと言ってくださいました。
夏タイプの色が彼女の心と夢をもう一度再生してくれることでしょう。
外から中を見つめる
そんなパーソナルカラーの本当の意義を
再確認できた出逢いでした。
彼女に感謝です。
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